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【秘書検定】気持ち悪い時代遅れと言われる3つの理由

秘書検定気持ち悪い

秘書検定は、ビジネスマナーや言葉づかいを学べる資格です。

でも、ネットでは

  • 気持ち悪い
  • 役に立たない資格

など否定的な声もちらほら。

そんな風に言われる理由には、

  • デジタル化が進んで、仕事ではあまり使わなくなった
  • そもそも秘書業務が女性という古い考えで、今の時代に合わない
  • 資格を取っても、就職であまり評価されない

などがあるようです。

本当に秘書検定は気持ち悪いといわる資格なのでしょうか?

この記事では、

  • 秘書検定が気持ち悪いといわれる理由の深堀りしつつ
  • 反対に秘書検定のメリット

を分かりやすく解説します!

【秘書検定】気持ち悪い時代遅れと言われる3つの理由

秘書検定が「時代遅れで気持ち悪い」と言われる理由は、主に3つあります。

冒頭でも書いたように、今の時代に合っていないという考え方が根本にあるようです。

一つ一つを詳しく一緒に見ていきましょう。

秘書検定が気持ち悪い時代遅れといわれる理由①:デジタル時代にそぐわない

最近ではビジネスでもデジタル化が進みましたよね。

今までなら、人と直接会って名刺交換をしていたのに、ZOOMで挨拶する機会がぐんと増えました。

それなのに、秘書検定では

  • 名刺交換
  • 訪問時のマナーや接遇

など、ややアナログなスキルが多く求められていて、

  • 態度・振る舞い
  • 物腰
  • しぐさ

が審査内容に入っています。

そのため、「今のデジタル社会にそぐわない資格」という声があるようです。

秘書検定が気持ち悪い時代遅れといわれる理由② :性別役割意識が古い

「秘書イコール女性」というイメージがあって、性別役割意識にとらわれた古い資格と思う人がいるようです。

秘書検定の内容には、

  • 女性らしい気遣い
  • 上司を支える姿勢

といった考え方が含まれていると言われることがあります。

そこが「女性らしいってなに?」と、性別役割意識につながってしまいます。

2025年3月25日に公益社団法人 実務技能検定協会公式サイトが全面リニューアルされて今は掲載されていませんが、それ以前の面接時の服装を見ると女性しかうつっていませんでした。

その写真を見ると、女性が受ける資格なのかなというイメージを与えやすいかもしれません。

秘書検定が気持ち悪い時代遅れといわれる理由③: 実際の職場では必要ない

  • 資格の有無よりも、即戦力で働ける人を求めている
  • 社会人としてビジネスマナーは身についていて当たり前

と考える企業も正直多いです。

そのため、「秘書検定の資格を取ったからといって、あえて評価されない」という声につながっています。

これらの3つの理由を見てみると、確かに一理あるとは思いました。

みなさんはいいかがでしょうか?

とはいっても、私は秘書検定は気持ち悪い時代遅れな資格ではないと考えています。

デジタル化で使う機会が減ったかもしれませんが、社会人としてマナーや知識ゼロでは通用しないからです。

実際に第134回(2024年11月17日実施)の秘書検定では、1~3級合計受験者数が17,140名もいる人気の資格なんですよ。

秘書検定をとる3つのメリット

ここからは、秘書検定は気持ち悪い時代遅れな資格ではない理由を3つあげ、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

秘書検定をとるメリット①:デジタル時代でも必要な知識

私は就職後に秘書検定を取得しました。

確かにその頃と比べると、オンラインで仕事をすることは増えました。

でも、

  • 接遇用語
  • 社内外の文書作成
  • 文書の取り扱い

などは会社員として知っていないと、本人はもちろん上司、会社が恥をかくことになってしまいます。

  • 自分は会社員じゃない
  • 専業主婦だから

としても大人になれば、

  • 誰かから名刺を受け取る
  • 誰かにメールで問い合わせをする
  • 冠婚葬祭に参列する
  • 目上の人と同席する

このようなことは、日常生活でも避けてとおれませんよね。

秘書検定で学ぶ内容は、デジタル時代だとしても社会人としてのマナーが習得できます。

秘書検定をとるメリット②:性別無関係で必要な知識

秘書検定は女性が受ける資格というイメージがある一方で、男性が秘書をつとめることも珍しくありません。

イメージがわきやすいのは、国会議員秘書じゃないでしょうか。

支援者への挨拶あわりなどは、体力勝負です。

20代若手秘書の後を必死で走って追う50代ベテラン男性議員の姿を見たこともあります。

決して古い性別役割意識のある時代遅れの資格ではないと思います。

秘書検定をとるメリット③:社会人に必須のマナー

「秘書検定が評価されない」といっても、就職活動では面接官は見ています。

面接室に入ったときから、優しいまなざしで厳しくチェックをしているでしょう(笑)

  • 敬語を正しく使えない人が、社内外で円滑にやっていけるわけありませんよね。
  • 時間ギリギリで息をきらしながら面接室に駆け込んできた人に、安心して期限のある仕事を任せられませんよね。

秘書検定で学んだことを身に着けていたら、それは自然と言動にあらわれるでしょう。

私も秘書検定で勉強したことが役立ったことが何度もありました。

分かりやすい一例をあげると、

  • 接待以外でもタクシーに乗る時の席次
  • エレベーターの乗り降りのマナー

などなど。

知らずに失礼なことをしないためにも、秘書検定でしっかり社会人としてのマナーを学ぶことはおすすめです。

私は営業職をしていたので、特に役立つ場面は多かったのかもしれません。

以下の記事では、秘書検定が評価されやすい職種について書いているので、よかったら併せて読んでみてください。

【秘書検定】現役採用担当者もおすすめの良い口コミ

上記では秘書検定をとるメリット3つをご紹介しました。

実際にとってみてよかったという声はたくさんあがっています。

現役採用担当者も含め、おすすめの声を4つご紹介するので見てみてください。

「社会人のマナーを知らなかったので勉強になった」という声が多いですね。

例えば、学生生活で「弊社」「御社」という言葉は使わなかったと思いますが、ビジネスシーンでは日常的に使います。

プライベートや仕事関係の方の冠婚葬祭へ参列することも増えるでしょう。

いざその場面になった時に困らないように、特に学生さんは社会に出る前に勉強するととても役立つ資格です。

【秘書検定】気持ち悪い時代遅れと言われる3つの理由まとめ

秘書検定は決して気持ち悪いのものではなく、むしろ今の社会でも重要な資格と評価されていることをご紹介してきました。

ビジネスシーン以外でも、社会人としてのコミュニケーションマナーとして大切なことが学べます。

秘書検定を受けようか迷っているなら、実践で役立つ知識やマナーを身につけるためにも、積極的に受験を考えてみてください。

  • この記事を書いた人

もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

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