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「秘書つらい仕事」といわれる理由5選!AIでオワコンは嘘?

秘書仕事つらい

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秘書はいつも綺麗でスマートで花形なイメージですが、秘書はやることが多く大変な仕事です。

秘書の仕事に興味があるけれど、「つらいのでは?」と不安に思う人は多いでしょう。

秘書になる前に色々と悩んで、一歩が踏み出せない方もいるかもしれません。

この記事でわかること

  • 秘書の仕事はつらいのか
  • 秘書になるメリット
  • 秘書検定をとるべき理由
  • 秘書に向いている人・向いていない人
  • AIに負けない秘書の特徴

AIに負けるといわれることもあるようですが、今でも秘書検定をとってよかったと思っています▼

それでは早速秘書のリアルをお届けしていきます!

「秘書つらい仕事」といわれる理由5選!AIでオワコンは嘘?

憧れの職業ってイメージだけど、実際は「つらい」と感じる人もいるようです。

仕事なので「つらい」ことがあって当たり前ですが、実際秘書経験者はどんな場面で「つらい」と感じているのでしょう。

つらいと感じる理由①:仕事の範囲が広い

仕事の範囲、その量やスピード感が求められ疲れることもあります。

時には、庶務や総務まで一手にひきうけることも。

上司の仕事がスムーズに進むように先回りして動かなければならないのが秘書。

そのため、一つの仕事だけに集中するのではなく、複数のことを同時にこなす力が必要な時があります。

主な業務

  • 上司のスケジュール管理
  • 来客対応
  • 資料作成
  • 社内外の文書作成とチェック
  • 出張手配
  • 経費精算処理

つらいと感じる理由②:気をつかう

上司だけでなく、社内外の多くの人と関わることが多い秘書業務。

言葉づかいや立ち振る舞いに気をつける場面が多くなります。

特に、取引先からの苦情の電話はつらいですよね。

常に緊張感を持って仕事をしなければならず、精神的な負担を感じることもあります。

つらいと感じる理由③:予定通りに進まない

秘書の仕事は、スケジュール通りに進まないことがよくあります。

  • 急な会議の変更
  • 上司や先方の都合による予定変更
  • 休日出勤

いつも笑顔で対応をしいてくれている秘書も、
疲れやマイナスの感情を自分の中でコントロールしてくれているんだよね。

つらいと感じる理由④:上司と相性があわない

自分がついている役員と相性があわないと「つらい」と感じてしまうことも。

秘書に限らずだけど、これは本当にそう!

私の場合だと、こんなタイプの上司は特に気を使うので疲れます。

  • 感情の起伏が激しいタイプ
  • 指示が曖昧で何を求めているのかが分かりづらい
  • 几帳面すぎて些細なミスも指摘される

こういった場面が続くと、ストレスも積み重なってしまいます。

上司との相性って秘書の業務に直接的な悪影響を与え、モチベーションが下がったりやメンタル面での負担につながるでしょう。

つらいと感じる理由⑤:雑務が多い

日々の業務がルーティン化しやすく、「雑務ばかりしている」と感じてしまうこともあります。

秘書の主な業務

  • 上司のスケジュール管理
  • 来客対応
  • 資料作成
  • 社内外の文書作成とチェック
  • 出張手配
  • 経費精算処理

組織をスムーズに動かすのには重要な仕事ですが、その部分だけみると「雑務」と感じてしまうようです。

そして、

  • 自分のスキルが高まっていないのではないか
  • 他の職種と比べて成長の機会が少ない

と不安を感じ、キャリアの先が見えなくなりモチベーションが下がってしまうケースも。

秘書仕事つらいだけじゃない!メリット5選

上記では大変な面を紹介しましたが、秘書の仕事にはやりがいもたくさんあります。

秘書仕事メリット①:上司や会社の役に立てる

自分の働きが会社の成長につながると感じられることは、大きなやりがいになるでしょう。

秘書のサポートがあることで、上司は仕事に集中できるんです!

秘書仕事メリット②:ビジネスマナーが身につく

秘書として働くうちに、正しい言葉づかいや礼儀作法が自然と身につきます。

秘書以外の仕事でも役立つので一生ものの財産です。

秘書の仕事を辞めて転職をするとしても、次の会社でも役立つことは間違いありません。

秘書仕事メリット③:幅広い知識が得られる

上司が関わる仕事内容を知る機会が多く、さまざまな業界の知識が増えます。

学ぶことが好きな人にとっては、毎日が新しい発見の連続になるでしょう。

秘書仕事メリット④:社外での人脈が広がる

さまざまな立場の人々と関わる中で、自然と人脈が広がっていくのが秘書の仕事の大きな魅力です。

特に、企業のトップや経営層をサポートする秘書の場合、自分ではなかなか出会えないような立場の人とも接点を持つことができます。

そこから信頼関係が築かれれば、今後のキャリアにプラスとなるチャンスや情報に触れられることも!

秘書仕事メリット⑤:対人関係がうまくなる

秘書には円滑なコミュニケーション力と臨機応変な対応力が求められます。

経験を積むほどに磨かれていき、対人関係を築く力が自然と身につきます。

必要な能力

  • 相手の立場や状況を瞬時に読み取って適切に対応する能力
  • 言葉遣いや態度に配慮した丁寧な対

こうした力は、プライベートな人間関係や他の職種への転職時にも役立つ汎用性の高いスキルです。

上司と良好な信頼関係を築くことができれば、その仕事ぶりが認められ、さらなるチャンスやポジションに繋がることも。

秘書は「人間関係のプロフェッショナル」になれる環境なのかもしれません。

秘書検定取るべき理由

秘書検定を受けると実務で求められるスキルを身につきますし、その証明にもなるので秘書を目指すならもっておきましょう。

秘書検定で学べる実務スキル

  • ビジネスマナー
  • 敬語の使い方
  • 電話対応

特に、社会人経験が少ない人にとっては、基本を身につける良い機会に。

履歴書にも書けるため、秘書を目指す場合にはアピールポイントになることもあります。

企業によっては、採用の条件に「秘書検定◯級以上」と記載している場合もあるため、取得し損はありません。

引用:日経転職版公式サイト

秘書検定2級・3級はCBT試験というのがあり、随時開催されています。

3日後の試験予約からできので、自分のマナーの実力試しに受けてみるのもありです▼

秘書に向いている人の特徴3選

臨機応変に対応し丁寧でこまやかな配慮が求められるスーパー秘書、向いている人ってどんなタイプなのでしょうか。

秘書に向いている人①:気配りが得意

上司の仕事がスムーズにいくよう、先回りして行動できる人が向いています。

気配り上手な秘書が自然にできる行動

  • 上司のちょっとした変化に気づける
  • 忙しそうな相手に無理なお願いをしない
  • 目立たなくても、相手が快適に過ごせるよう気を配れる

秘書としての信頼は、こうした「見えない気配り」が土台になっているんです。

秘書に向いている人②:臨機応変に対応できる

臨機応変な秘書の行動

  • 状況を見て判断できる
  • 指示がなくても今すべきことに気づける
  • ミスが起きても冷静にリカバリーできる

大切なのが「臨機応変に動ける力」

秘書の仕事は予定通りに進むことばかりではありません。

  • 急な来客
  • 予定変更
  • 書類の差し替え

など、日常的に想定外のことが起こります。

「時間間際に急に変更ですか!?」なんていっている暇はありません。

柔軟に動ける人は、どんな場面でも頼られる秘書になります。

秘書に向いている人③:感謝にやりがいを感じる

影で支えることにやりがいを感じる人にとっては、ぴったりの職種です。

  • 「助かったよ」と言われると嬉しい
  • ありがとうの一言で頑張れる
  • 自分のサポートで誰かが動きやすくなるのがうれしい

感謝されることで力を発揮できる人には最適な環境でしょう。

秘書に向いていない人の特徴3選

秘書に向いている人の特徴をお届けしましたが、逆に向いていない人もいます。

向いていない人①:人と接するのが苦手

人と話すのが苦手な人や、会話で気疲れするタイプの人には、負担が大きくなりがちです。

秘書は上司だけでなく、来客や社内の人とのやり取りなど、一日を通して多くの人と関わります。

対人関係で感じるストレス

  • 雑談が苦手
  • 電話応対が苦手
  • 笑顔での対応がつらい
  • 表情につい出てしまう

このように感じる場合、秘書の仕事は「気疲れがたまる仕事」になってしまうかもしれません。

向いていない人②:柔軟性がない

決まったことしかできない人や、柔軟さに欠ける人は、現場で苦労することが増えます。

秘書の仕事は、マニュアル通りにはいかないことは日常的におこります。

柔軟性がない人の特徴

  • 決まった手順以外の対応に弱い
  • 想定外のことにパニックになる
  • 指示がないと動けない

こうした傾向があると、上司のサポートが思うようにできずストレスを感じやすくなります。

向いていない人③:口が軽い

信頼関係を守るうえで、口の堅さはとても重要です。

トップシークレットに触れることも多い職業なので、うっかり話してしまうは言語道断。

口は災いのもと

  • 話した内容に責任を持てない
  • SNSなどで仕事の内容を書いてしまう

ベラベラと社内の情報を漏らしてしまう人は、秘書に向いていないどころか会社に大きな損害を与えて大きなトラブルに発展することも!

秘書の仕事AI化でなくなるは本当?

最近よく「秘書の仕事はAIに取って代わられる」と言われていますが、秘書の仕事がなくなるの答えは「NO」です。

AIでできるのは「作業」のみ

AIが得意なことって、ルールが決まった「作業」だけ。

AIが得意なこと

  • スケジュールの入力・整理
  • 定型文のメール返信
  • 会議の予定を自動で組む
  • 書類のテンプレート作成

こういった「作業」は、AIに任せると人間の負担は減ってメリットになるかもしれませんね。

「オンライン秘書」というのもこういった作業内容がメインになってくるでしょう。

引用:クラウドワークス

秘書の本質は「気づくこと」「動くこと」

「マニュアル化できない気づき」は人間にしかできません。

AIができない気づき

  • 上司が今日は疲れていると気づいて、打ち合わせの時間を短くする
  • 言葉には出さないけど、相手が急いでいると感じたら、要点だけ伝える
  • 会議の空気を読んで、絶妙なタイミングでお茶を出す

秘書の本当の仕事は、「ただの作業」ではありません。

秘書検定でも、配慮も大切な仕事の一つと学びましたよね。

秘書の価値はむしろ上がる

AIではできない部分を極めることで、むしろ秘書は専門性の高いプロとして評価されていきます。

AIに負けない秘書の資質

  • 人の気持ちをくみ取れる
  • 場の空気を読んで動ける
  • 上司から信頼される

AIが登場しても、秘書の仕事はなくなりません。

必要とされる力が変わっていくだけ。

だからこそ、秘書としてエキスパートを目指すことが、将来の強みになるでしょう。

「秘書つらい仕事」といわれる理由5選!AIでオワコンは嘘?まとめ

秘書の仕事は、幅広い業務をこなし、気をつかう場面が多いため、大変だと感じることもあるでしょう。

でも、やりがいを感じられる瞬間も多く、スキルアップにつながる仕事です。

AIの時代だからこそ、人にしかできない秘書の力が輝きます。

秘書は資格がなくても秘書になることは可能ですが、基本的なマナーや知識を学ぶために取得するのは良い選択に。

ビジネスマナーを習得している証明にもなるので、とっておくことをおすすめします。

  • この記事を書いた人

もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

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