予備校 勉強法

行政書士試験に法学部レベルの知識は不要な理由

行政書士法学部レベル

法学部出身じゃないと行政書士試験に合格できない…。

そんな不安を抱えている方も少なくないでしょう。

確かに、法学部レベルの専門知識を持っていると、試験には有利かもしれません。

しかし、行政書士試験は法学部出身や法学部レベルの知識があることが絶対条件ではありません。

必要なのは

  • 試験で求められる知識
  • 効率的な勉強法

です。

行政書士試験では、行政法や民法といった法律の基礎知識が問われますが、内容は初学者でも十分に理解できるレベルです。

 

つまり、法学部レベルの高度な専門知識は不要で、正しい手順で学習を進めれば合格を目指せます。

 

現に私は法律知識ゼロの子育て主婦でしたから。

 

重要なのは、法学の知識を「どのように学ぶか」です。

 

基礎から体系的に理解し、問題演習を通じて知識を定着させることが合格への近道!

 

また、学習を続けるためのモチベーション管理も欠かせません。

 

今回は、法学部レベルの方と初心者別に、本試験までの時間管理や勉強方法などをお届けしたいと思います。

 

行政書士試験、法学部レベル以外のメリットやデメリットは?

行政書士試験は法学部レベル以外でも合格可能です。

 

冒頭でもお伝えしたのですが、私個人的には法学知識がメリットにもデメリットにもなると思っています。

 

法学部レベル以外の人が受験する際、そのメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

メリット

新鮮な気持ちで学習できる

 

法学部出身者と違い、最初から基礎を固めるため「初学者ならではの視点」で学習が進められます。

 

既に習った知識が無いので、余計な先入観なく理解しやすいのが強みですよね。

 

法律知識がある方は、改正前の法律と間違えてしまったりなんてケースは多いです。

 

改正前の条文って、引っ掛け問題の選択に紛れていますよね。

 

新たなキャリアを目指せる

 

行政書士資格を取得することで、法律に携わる仕事に就けるチャンスが広がります。

 

未経験からスタートしても、独立から企業内の法務部で働くなどキャリアを築くことが可能です。

 

デメリット

法律用語に慣れるまで時間がかかる

 

法律独特の専門用語や考え方に馴染むまで、最初は苦労するかもしれません。

 

けれど、これも慣れです。

 

判例など独特の『〇〇でないわけではない』など、『ありえるって言ってよ~』とさらっと流し読みできるようになります。

 

効率的な学習法がわからない場合がある

 

初学者は勉強の方向性を見失いがちです。

 

市販教材、予備校教材にしてもあれもこれも不安になって手を広げすぎてしまいがちです。

 

教材や講座を活用し、効率的な学習計画を立てることが必要になります。

 

モチベーションの維持が難しい

 

初学者の場合、途中で挫折しやすい傾向にあります。

 

勉強仲間の存在がモチベーション維持に大きな力となるタイミングがくるかもしれません。

 

これは意欲がわかないまずいな...と感じた時には、仲間との交流を持ったり勉強場所を変えるなど工夫をしてみましょう。

 

行政書士試験、法学部レベル以外でも合格率を上げるための学習法

行政書士試験に法学部レベル以外の人が合格率を上げる田学習法とはどのようなものなのでしょうか。

重要なっことは、必要な知識を『どのように学ぶか』だと思いますよ。

素人の場合は基礎から体系的に理解し、問題演習を通じて知識を定着させることが合格への近道となります。

また、学習を続けるためのモチベーション管理も欠かせません。

勉強時間の目安

法学部出身者:300~500時間

 

  • 大学で法律を学んだ基礎知識が活かせるため、効率的な学習が可能。
  • 民法や憲法など主要科目でアドバンテージがある。

法律未経験者:600~1000時間

 

  • 法律用語や基本概念の理解から始める必要があるため、学習量が多くなる。
  • 苦手分野を特定して効率的に補強することが重要。

 

未経験者が合格率を上げる学習法

基本書とテキストの活用

 

初心者向けにわかりやすい教材を選ぶ(例:「行政書士試験 合格講座シリーズ」など)。

 

法律の基本概念を繰り返し学び、理解を深める。

 

スケジュール管理

 

学習計画を立て、毎日の学習時間を確保。

 

学習時間以外にも、勉強範囲もしっかり管理しましょう。

 

過去問の徹底活用

 

過去5~10年分の問題を解くことで、出題傾向を把握する。

 

特に「憲法」は一点もとりこぼさないように徹底する。

 

問題集と模試の活用

 

本試験形式に慣れるため、模試や問題集を解く。

 

間違えた問題を分析し、弱点を克服する。

 

動画講座・オンライン学習

 

初心者向けのオンライン講座を活用し、効率的に学習する。

 

専門家の解説で、独学ではわかりづらい部分を補う。

 

短期集中学習

 

試験直前の1~2ヶ月は、総復習と模試中心に切り替える。

 

解けない問題をしらみつぶしにすることも大切だけど、取りこぼさないよう復讐も大事にしましょう。

 

難しかろうが簡単だろうが、1点は1点です。

 

行政書士試験、法学部レベル以外が陥りがちな注意点

法学部レベルでない全く初心者の場合は、まずは『行政書士試験の内容』を知りましょう。

 

範囲を理解してから勉強を始めると効率的です。

 

勉強の進め方、時間の使い方などが分からなくなったら、ネットなどで受験生から情報を集めて、独りよがりにならないように気を付けてください。

 

そして、問題集をたくさん解くことが大切です。

 

解くたびに『どこが間違っているのか』の繰り返していくうちに、しっかり知識として残っていきます。

 

このように、自分に合った方法で勉強を続けることで、法学部レベル以外の人でも行政書士試験に合格するチャンスは十分にあります!

 

行政書士試験、法学部レベルの知識がない場合の予備校講座の活用法

行政書士試験で法学部レベルがない初心者の場合、予備校を活用する方も多いですよね。

 

私も予備校を利用したので、資料請求をしたり口コミや費用を比較して相当悩みました。

 

気になる人気予備校の特徴や受講する際の注意点をまとめたのでご参考ください。

 

人気の予備校とその特徴

伊藤塾

 

法律系資格に特化した有名予備校。質の高い講義と教材が特徴で、初学者から上級者まで幅広く対応しています。

 

フォーサイト

 

コストパフォーマンスに優れた通信講座。

 

映像授業とテキストが分かりやすく、短期間で効率よく学習できます。

 

TAC

 

大手予備校であり、対面授業とオンライン学習を選択できるため、柔軟に学習スタイルを決められます。

 

LEC

 

長年の実績があり、講座の種類が豊富。

 

受験生一人ひとりに合った学習が可能です。

 

この中で気になる予備校はありましたか?

 

伊藤塾とフォーサイトの比較

伊藤塾

 

法律系資格において抜群の実績を誇り、高品質な教材とサポート体制が充実しており、初学者でも安心して学べます。

 

費用が比較的高い点がデメリット。

 

フォーサイト

 

通信講座の中でも低価格で学習できます。

 

フルカラーテキストや分かりやすい映像授業で、独学に近い形で進められるのも特徴です。

 

対面指導がないため、質問がしにくい点がネックでしょうか。

 

講座受講時の注意点

最終2校ぐらいで決めきれない場合、『自分の生活スタイルや学習ペースに合った講座』を選びましょう。

 

その時に、予備校のサポート体制や質問対応の有無を事前に確認することが大切です。

 

実際に受講が始まれば授業を聞いて満足せず、復習と問題演習を徹底的に行いましょう。

 

予備校講座を上手に活用すれば、法学部出身でない方でも効率的に行政書士試験の合格を目指せます。

 

法学部レベルの専門知識は不要?初心者でも行政書士試験を勝ち取る方法まとめ

法学部レベルの知識がなくても、十分チャレンジできる行政書士試験!

 

  • 法律の基本から学習をスタートをさせ、
  • 法律未経験者でも理解しやすい教材を選び、基礎を固め、
  • 民法や行政法など主要科目を重点的に学ぶ

 

をやってみてください。

 

一通り範囲の勉強が終わったら、

 

  • 過去問を繰り返し解き、
  • 模試を受けるなど実践力をつける

 

を6ヶ月~1年の計画ですすめてください。

 

自分と講師とテキストを信じて、2025年には合格をかちとれるといいですね!

  • この記事を書いた人

もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

-予備校, 勉強法

S