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TOEIC S&Wは意味ない?絶対受けるべき理由

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TOEIC S&W(スピーキング&ライティング)は「意味ない」と言われることがあります。

確かに、日本ではTOEIC L&R(リスニング&リーディング)の方が有名で、みんなピンときますよね。

実際に、会社の採用活動でもL&Rのスコアを求めるところが多いです。

でも、英語を話したり書いたりする力を証明できるテストはそう多くありません。

実際にS&Wを受けた人の中には、「受けてよかった!」と感じる人もたくさんいるんです。

この記事では、「TOEIC S&Wは本当に意味ないのか?」を深ぼりしながら、受けるべき理由を解説していきます。

TOEIC S&W「意味ない」と言われる3つの理由

TOEIC S&Wが「意味ない」と言われることには、いくつかの主に3つ理由があります。

TOEIC S&W「意味ない」と言われる理由①:知名度が低い

TOEIC L&Rは、日本の多くの企業で採用基準になっています。

『TOEIC=L&R』

そう思っている人が多く、S&Wを知らない人も少なくありません。

採用する企業でも『TOEICもっています』とアピールしても、それを知らないこともあるようです。

このように、知名度が低いことが「意味ない」と言われる原因の一つになっています。

TOEIC S&W「意味ない」と言われる理由②:L&Rほど評価されない

TOEIC L&Rのスコアは、多くの企業で昇進や採用の基準になっています。

それに比べて、同じTOEICでもS&Wのスコアは、まだそこまで評価されていないんです。

「TOEIC900点」と言えば、多くの人が「すごい!」と実力を評価してくれますよね。

でも、「TOEIC S&W160点」と言っても、ピンとこない人が多いのが現状です。

TOEIC S&W「意味ない」と言われる理由③:受験料が高い

TOEIC S&Wは受験料が高めです。

2025年3月6日時点ですが、TOEIC試験を実施している一般社団法人 国際ビジネス協会のホームページを見ると

  • L&R受験料:7,810円
  • S&W受験料:10,450円(公開テストの場合)



受験料の問題も、「受ける意味がない」と思われる理由の一つです。

TOEIC S&Wを受けるべき理由5つ

「意味ない」と言われがちなTOEIC S&Wですが、それども受けるメリットがたくさんあります。

ここでは、S&Wを受けるべき理由を紹介します。

TOEIC S&Wを受けるべき理由①:英語を「使える」ことを証明できる

TOEIC L&Rは、リスニングとリーディングのスキルを測るテストです。

高得点を取っても、「読む・聞く」ことはできても、「話す・書く」は苦手な人もいます。

一方、TOEIC S&Wは「英語を話せる」「英語で書ける」ことを証明できるテストです。

海外出張や英語を使う仕事をしたい人にとっては、大きな武器になります。

TOEIC S&Wを受けるべき理由②:「TOEIC高得点=話せる」の誤解を防げる

「TOEIC900点です」と言っても、相手が「英語ペラペラなんですね!」と思い込むことがあります。

でも、実際は話すのが苦手な人も多いですよね。

S&Wのスコアを持っていれば、「自分は話せるし書ける」という証明になります。

L&RとS&Wの両方を受けておくと、英語力をより正確にアピールできるようになります。

TOEIC S&Wを受けるべき理由③:一部企業では評価が高まっている

外資系企業や、グローバル展開している企業では、TOEIC S&Wのスコアを評価するところも増えています。

特に、以下のような業界ではS&Wのスコアがプラスに働くことがあります。

  • 商社
  • 航空業界
  • ホテル業界
  • IT・エンジニア職(海外とのやり取りが多い職場)



転職や昇進を考えている人は、S&Wのスコアを持っておくと、他の応募者と差をつけられるかもしれません。

TOEIC S&Wを受けるべき理由④:受験者が少ないので差別化できる

TOEIC L&Rの受験者は年間約200万人ですが、S&Wの受験者はそれよりずっと少ないです。

そのため、「S&Wのスコアを持っている人」はまだ珍しく、他の人と差別化できます。

「TOEIC900点の人」はたくさんいても、「TOEIC S&Wで高得点の人」はまだ少ないので、ライバルと差をつけたい人にはおすすめです。

TOEIC S&Wを受けるべき理由①:スピーキングやライティングの勉強になる

TOEIC S&Wを受けるために勉強すると、英語を話したり書いたりする練習になります。

「勉強のついでにテストを受ける」という気持ちで挑戦してみるのもアリです。

TOEIC S&Wで目指すべきスコア

TOEIC S&Wのスコアは、以下のような目安で評価されます。

  • 100点以下:英語で話す・書くのはまだ難しい
  • 120~140点:簡単なやり取りはできる
  • 160点以上:ビジネスの場でも英語を使えるレベル
  • 180点以上:ネイティブに近いスピーキング&ライティング力



就職や転職でアピールするなら、160点以上を目指して頑張りましょう!

TOEIC S&Wは意味ないは嘘でチャンスだった!

TOEIC S&Wは「意味ない」と言われることがありますが、それは知名度が低いだけで、実際は大きなメリットがあることが分かりました。

  • 英語を「使える」ことを証明できる
  • 外資系やグローバル企業では評価が高まっている
  • 受験者が少ないので差別化できる
  • スピーキング・ライティングの勉強になる



特に、英語を仕事で使いたい人にとっては、受けておいて損はありません。

「TOEIC=L&Rだけ」と考えるのではなく、S&Wも活用して自分の英語力を最大限アピールしていきましょう!

  • この記事を書いた人

もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

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