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FP技能士カードはいらない?発行終了の影響

fp技能士カードいらない

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取ると、「FP技能士カード」が発行されていました。

級によってカード色は違うんですが、1級のゴールドってかっこいいんですよね。

でも、2025年3月31日でFP技能士カードの発行が終了してしまったんです。

カード作ってないのに、もう発行してもらえないなど、

  • FP技能士カードをそもそも作っていない場合
  • 紛失してしまった場合

はどうしたらよいのでしょう。

この記事では、

  • FP技能士カードはいらないのか
  • FP技能士カードは今後は使えるのか
  • FP技能士カードと合格証の違い
  • FPの今後の評価

についてわかりやすく解説します。

FP技能士カードを持っている人も持っていいない人も、ぜひ参考にしてください。

FP技能士カードはいらない?発行終了の影響

FP技能士カードは、FPの資格を持っていることを証明するためのカードです。

今までは、資格を取得した人が希望すれば発行されていました。

  • 記念に発行した
  • 顔写真付きで信頼をえやすい
  • 名刺代わりにもなる

など、色々な目的で発行をした人がいると思います。

2025年3月31日で発行業務は終了しましたが、技能士カードと合格証書には以下のような違いがあったことを表にまとめました。

参考程度にご覧ください。

項目FP技能士カード合格証書
サイズカードサイズA4サイズ
記載内容氏名、資格級、登録番号など氏名、生年月日、資格級など
発行方法申請が必要試験合格で自動発行
費用有料無料
用途持ち運びしやすい資格の証明書として使う

FP技能士カードはいらない?廃止の実態

引用:一般社団法人 金融財政事情研究会

このカードは、FP資格を証明するために任意で発行されていましたが、今後は新たに取得することができなくなりました。

  • 再発行も2025年3月31日までの申し込み受付分まで
  • 既に発行されたカードは引き続き使用可能

発行終了の理由は公表されていませんが、資格の証明には

  • 合格証書
  • 合格証明書

などでしていくことになるでしょう。

FP有資格者で特に仕事で必要な方は、有資格者ということを名刺に印字するなど対策をしておくとよいでしょう。

FP技能士カードの発行終了で評価されなくなるはウソ?

FP技能士カードが使えなくなると聞いて、「もうこの資格は評価されなくなるの?」と不安に思った人もいるかもしれません。

カードが発行されなくなっただけで、資格の価値に影響はありません。

今まで通りFP資格を持っていることはしっかり評価されるので、そこは安心してください。

そこで、どんな場面でFP技能士の資格が活かせるのか具体的に見ていきましょう。

FP技能士メリット①:自分のために活かせる

FPの勉強では

  • 貯金
  • 保険
  • 税金
  • 年金

など、生活に大切なお金への理解や知識が深まります。

自分の大切な将来に影響するお金に関する知識になり、社会人以外でも高校生や大学生にもとても役に立つ資格です。

FP技能士メリット②:仕事で強みになる

  • お金関して知識を身に着けている
  • 顧客からの信頼につながる
  • 複雑で難しいお金の話を分かりやすく伝えてくれる

仕事面でも「お金に詳しい知識人」と評価してもらえます。

  • 新たな仕事の機会ができたり
  • 会社からは有資格者として大切なプロジェクトを任せてもらえる
  • 重要な顧客を任せてもらえる機会

も出てくるでしょう。

FP技能士メリット③:人の役に立てる

自分の将来や仕事の場面以外でも、家族など周囲の人へのアドバイスが可能になります。

人から頼られて「ありがとう」といってもらえることもあるでしょう。

大切なのは、FP技能士カードではなく持っている知識や考え方!

FPの資格をとってよかったと思える場面は、これからもきっとたくさんあります。

資格取得を目指している方は、積極的に勉強を始めてくださいね。

FP技能士カードはいらない?発行終了の影響まとめ

FP技能士カードは資格を証明するためのカードですが、カードが無くても合格証書があれば問題ありません。

資格があれば専門家として

  • 金融業界
  • 保険業界
  • 不動産業界

など活躍の幅も広がります。

転職でも有利になる場合もあり、これからも人気は続きそうです。

今までのぺーパー試験だと年に3回しか試験日がありませんでしたが、CBT方式になってほぼ毎日受験が可能になっています。

合否も受験の翌月には確認できます。

FP技能士カード廃止でどうしようかと迷っていた方は、気にすることなく積極的に受験をしてみてくださいね。

  • この記事を書いた人

もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

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