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米国公認会計士なくなるはデマ?今から目指せる最速勉強法

米国公認会計士なくなる

「米国公認会計士(USCPA)はなくなる」というウワサを聞いて、不安になっていませんか?


実はこの話、デマです。

企業のグローバル化が進んでいますよね。

日本国内でも米国公認会計士の需要は増えていて、むしろ注目の資格なんですよ。

でも、実際に受けるとなると、

  • 難しそう
  • どこで勉強すればいいの?
  • 日本とは感覚が違いそう

などと迷っている人も多いと思います。

この記事でわかること

  • 米国公認会計士なくなるデマが流れている理由
  • 今から目指せる最短勉強法
  • 米国公認会計士取得のメリット

米国公認会計士の受験を考えている方にとって、この記事が参考になればうれしいです。

米国公認会計士なくなるはデマ?今から目指せる最速勉強法

そもそも、米国公認会計士とはどういった資格なのかを確認しましょう。

米国公認会計士とは?

米国公認会計士とは、アメリカの国家資格をもった会計のプロフェッショナルのことです。

米国公認会計士の仕事内容

  • 会社のお金の動きや記録を正しくチェックする
  • 経営のアドバイスをする

アメリカ国内だけでなく、国際的にも高い評価を受けている資格です。

試験内容

「米国」とついているので難しそうなイメージですが、受験資格など具体的にどのような要件があるのでしょう。

項目内容
受験資格大学で一定の単位(会計やビジネスの科目など)を取得していること
試験科目会計・監査・企業法・税金など、4つの分野から出題
試験実施回数年に何度でも受けられ、1科目ずつ分けて受験することも可能
試験会場日本国内のテストセンターでも受験できる
費用登録料や受験料を含めて、30万円〜50万円ほど

どんな人が目指している?

受験者層

  • 英語が得意な人
  • 国際的な仕事に関心がある人
  • 大学生・社会人がスキルやキャリアアップに

勉強のペースは自分で調整できるため、忙しい人でも少しずつ進められるのが特徴です。

米国公認会計士なくなる」デマが流れた理由

「米国公認会計士がなくなる」と言われる理由はいくつかありますが、誤解です。

じゃぁ、どうしてそんな風に誤解をされているのかを説明していきます。

AIに仕事を奪われる

「会計の仕事はAIに取って代わられる」と言われ、それが元でなくなると尾ひれがついてしまったのかもしれません。

でも、これは一部だけの話です。

AIIの発展で仕事がなくなるはデマ

  • AIができるのは、単純な仕訳や計算作業
  • 企業の財務戦略や国際基準の判断は、人間の会計士が必要

業務の全てがAIではできなないので、むしろ米国会計士の価値は上がっています。

  • 会社の経営に関わるアドバイス
  • お金のトラブルに対してどう対処すべきかを考える

これは、人にしかできない部分です。

米国公認会計士は、そういった判断やサポートができる専門家として、これからも必要とされつづけるでしょう。

米国経済の低迷・日本では使えない

アメリカの会計基準と日本の会計基準はほぼ同じで、日本企業でも米国公認会計士を持っている人材が求められているのです。

「アメリカ経済が低迷しているから、米国公認会計士はいらない」という意見もあります。

経済低迷・日本では不要論はデマ

  • 世界の会計基準(GAAPやIFRS)は今も米国基準が中心
  • 国際的に活躍する企業が増え、米国公認会計士の知識が必要とされている
  • 日本では通用しない

だけど、現実は違います。

トヨタ・ホンダ・キャノンなど日本の大手企業でもアメリカの会計基準でも決算書を使っていて、日本の税理士資格や公認会計士資格をとるよりも、むしろ重宝されるのではないでしょうか。

米国公認会計士最速勉強法3選

米国公認会計士がなくなるはデマだと分かったところで、合格するための最速勉強法3選をご紹介します。

予備校を使う

米国公認会計士は独学でも勉強できますが、圧倒的に予備校を使った方が早いです。

予備校を使う利用

  • 出題範囲が広すぎるので、効率的なカリキュラムが必要
  • 英語の専門用語が多く、解説がないと理解が難しい
  • 試験対策のノウハウが予備校には詰まっている

例えば、大手だと公認会計士資格スクールCPAは人気ですよね。

リスキリング個別面談でAmazon商品券1,000プレゼントも開催されているので、何もせずに悩んでいるなら一度コンタクトをとってみると、人生が大きく変わるきっかけになるかもしれません。

費用はかかってしまいますが、短期間で合格を目指すなら、予備校を利用するのがベストでしょう。

科目別の勉強スケジュールを作る

米国公認会計士には4つの科目があります。

一度に全部勉強するのは大変なので、1科目ずつ受験するのが基本です。

必須科目

  • FAR(財務会計):会計の基礎
  • AUD(監査):監査のルール
  • REG(税務):アメリカの税法

選択科目

  • BAR(ビジネス分析と報告)
  • TCP(税務コンプライアンスとプランニング)
  • ISC(情報システムとコントロール)

おすすめのスケジュールは以下の通り。

最初はFARを受験(一番範囲が広いので早めに)

次にAUD、REG順番で勉強

1科目あたり2〜3ヶ月で仕上げるのが理想

こういう勉強スケジュールも、予備校で管理してもらうのがおすすめです。

ちなみに、以下はCPA会計学院で初心者から8カ月で合格された方の受験歴です。

引用:CPA会計学院公式サイト

スキマ時間を活用する

忙しい人でも続けられるように、スキマ時間を活用するのがポイントです。

米国公認会計士の勉強には800〜1,000時間が必要と言われています。

学業や仕事との両立だと、この時間を作りだすのは勘t何ではありません。

  • 通勤時間に講義を聞く
  • 仕事の休憩中に問題を解く
  • 寝る前にまとめノートを読む


その点、予備校に入るとオンライン講座があるので、スマホでいつでも勉強できるのでおすすめです。

米国公認会計士合格のメリット

米国公認会計士を取得すると、キャリアアップのチャンスがあります。

年収アップのチャンス

引用:リクルートエージェント公式サイト

米国公認会計士の資格を持つと、年収が大幅に上がる可能性があります。

転職活動で年収アップに

  • 監査法人・コンサル業界では年収1,000万円超えも
  • 外資系企業では管理職への昇進が有利
  • 転職市場でも高評価

米国公認会計士の資格は、優先パスになるんじゃないでしょうか。

海外で活躍できる


英語力と米国公認会計士の知識があれば、外資系企業で活躍できるチャンスが広がります。

私の知人で日本人の米国公認会計士(60代)の方がいます。

本業は定年退職されているけど、海外を飛び回るほどの忙しさでほとんど日本にいらっしゃいません。

「定年後の方が忙しい」とおっしゃっていました。

海外旅行が好きな方など、仕事をしながらプライベートも充実させられる大きなチャンスになると思います。

独立や副業も可能

米国公認会計士は、副業や独立して仕事をする道もあります。

独立・副業もできる

  • 海外のクライアントを相手に仕事ができる
  • 税務や会計のコンサルティングで収入を得る
  • 副業として企業の会計アドバイザーになれる

「会社に縛られず自由に働きたい」という人にもおすすめです。

米国公認会計士なくなるはデマ?今から目指せる最速勉強法まとめ

「米国公認会計士がなくなる」はデマだと分かりました。

むしろ、グローバル化が進む中で需要は高まっています。

米国公認会計士のメリット

  • 年収アップのチャンス
  • 海外での活躍が期待できる
  • 独立や副業の可能性

合格の先には、キラキラ輝けるのビジネス生活が待っていそうですよ!

「でも、どうやって勉強すればいいの?」と迷っているなら、予備校を活用するのが最短ルートです。

気になる予備校からとりあえず資料を取り寄せて、まず最初の一歩を動きだしてみてください!

  • この記事を書いた人

もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

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