TOEICの試験は時間との勝負です。
問題数が多いため、ペース配分を間違えると最後まで解ききれません。
特に初心者の方は、じっくり考えているうちに時間がなくなってしまうことも。
でも、あらかじめ時間配分を決めて焦らずに進めることができます。
この記事では、ご紹介する初心者でもスムーズに解答できる時間配分のコツで、本試験を失敗せずクリアしてください!
TOEIC初心者の時間配分を攻略!失敗しないコツ
はじめにTOEIC試験内容を見てみましょう。
TOEIC試験は2つのセクションに分かれている
TOEICはリスニングとリーディングの2つのセクションで構成されています。
それぞれの制限時間と問題数を把握することが、時間配分を考える第一歩です。
- リスニングセクション(約45分):100問
- リーディングセクション(75分):100問
リスニングは録音音声に合わせて進行するため、自分で時間を調整することはできません。
一方、リーディングは自分のペースで進められるため、時間の使い方が重要になります。
TOEICリーディングは時間が足りなくなりやすい
リスニングは45分間で終わりますが、リーディングは75分間で100問を解かなければなりません。
つまり、1問あたりの時間は約45秒しかありません。
特に初心者の方は、長文問題に時間を使いすぎてしまい、最後まで解ききれないことが多いです。
どの問題にどれくらい時間を使うか、あらかじめ決めておくことが大切です。
TOEIC時間配分|リスニングセクション初心者の対策
リスニングセクションがあるといいましたが、更に細かいパートにわかれています。
TOEIC時間配分:流れに乗る
リスニングは音声に合わせて進むため、自分で時間を調整することはできません。
しかし、音声が流れている間に次の問題を予測することで、スムーズに解答できます。
- Part 1(写真描写問題):6問(約3~4分)
- Part 2(応答問題):25問(約8~9分)
- Part 3(会話問題):39問(約17~18分)
- Part 4(説明文問題):30問(約15分)
それぞれのパートで時間を意識する必要はありませんが、音声が流れる前に選択肢に目を通すことで、答えを選びやすくなります。
TOEIC時間配分:リスニングのポイント
- 先読みをする
- 聞き取れない問題があっても引きずらない
- メモを取らずに、耳だけで集中する
リスニングでは、一度流れた音声を聞き直すことはできません。
わからない問題があっても、次に気持ちを切り替えることが大切です。
TOEIC時間配分|リーディングセクション初心者の対策
続いては、リーディングセクションです。
3つのパートに分けて考える
リーディングセクションは以下の3つのパートに分かれています。
- Part 5(短文穴埋め):30問
- Part 6(長文穴埋め):16問
- Part 7(読解問題):54問
初心者の方は、長文読解に時間を使いすぎることが多いですが、すべての問題を解くためには、最初の2つのパートをできるだけ早く終わらせる必要があります。
おすすめの時間配分
- Part 5(短文穴埋め):10分(1問20秒)
- Part 6(長文穴埋め):8分(1問30秒)
- Part 7(読解問題):57分(1問60秒)
このペースを守ることで、時間切れになるのを防げます。
Part 5とPart 6は直感で解く
短文穴埋め問題は、文法や単語の知識があればすぐに解けるものが多いです。
時間をかけすぎず、直感で解答しましょう。
長文穴埋めも、すべてを読むのではなく、空欄の前後を確認して答えを選ぶと時間を節約できます。
Part 7は問題から先に読む
読解問題では、最初に本文を読むのではなく、設問を先に確認するのがポイントです。
何を問われているのかを把握した上で本文を読めば、必要な情報を効率よく探せます。
また、文章の最初と最後には、重要な情報が含まれていることが多いので、重点的に読むと良いでしょう。
TOEIC初心者の時間配分を攻略まとめ
TOEICで高得点を取るには、時間配分を意識することが欠かせません。
リスニングは音声に合わせて進むため、先読みを意識して流れに乗ることが大切です。
リーディングでは、
- 短文穴埋めを素早く解き
- 長文読解に時間を残すこと
が成功のポイントになります。
試験本番で焦らないためにも、練習の段階から時間を測って解く習慣をつけておきましょう。
適切な時間配分を身につけることで、最後まで余裕を持って解答できるようになります。
最後の5分は見直しのために確保するのが理想です。
途中で難しい問題に出会っても、時間をかけすぎず、次の問題に進む勇気を持ちましょう。