TOEIC IPテストは、大学や企業などの団体が実施する英語の試験です。
大学生の皆さんは、自分の英語力を知るために受験することが多いでしょう。
今回は、最新のデータをもとに、
- 大学生の平均スコアやスコアの目安
- 効果的な勉強方法
について、分かりやすくお伝えします。
TOEIC IPテストを受けられる方の参考になれば嬉しいです。
TOEIC IPテストとは?
そもそもTOEIC IPテストとは、一般で思う公開テストと何か違いがあるのでしょうか。
TOEICテストの種類
TOEICテストには、
- 個人で受験する「公開テスト」
- 団体が実施する「IPテスト」(団体特別受験制度)
の2種類があります。
IPテストは、学校や企業がまとめて行う試験で、内容は公開テストと同じです。
TOEIC IPテストの特徴
IPテスト(団体特別受験制度)は、団体ごとに実施日を決められるため、受験者にとって柔軟なスケジュールで受験できます。
また、受験料も
- 公開テスト:7,810円
- IPテスト:4,230円
と、公開テストの半額近くで受けられます。
TOEIC IPテスト大学生の平均スコア
TOEIC IPテストで大学生の平均スコアはどのくらいでしょうか。
問題は公開テストと同じなので、あまり変わりはなのか見てみましょう。
TOEIC IPテストの平均スコア
大学が実施するTOEIC IPテストの平均点は、
- リスニングが256点
- リーディングが199点
- 合計が455点
という結果でした。
TOEIC 公開テストの平均スコア
2022年度のTOEIC公開テストにおける学生の平均点は581点でした。
- リスニングは317点
- リーディングは265点
- 全体の平均点は608点
なので、公開テストの方が平均が高い結果が出ています。
『TOEIC IPテスト平均スコアは?公開テストとの違いも解説!』では、公開テストよりもIPテストの方がスコアが低くなる理由3つを解説しています。
あわせてご参考くだされば嬉しいです。
TOEIC IPスコアの目安と評価
公開テストと内容が同じということでしたが、スコアの目安(評価)をまとめました。
- 400点未満:英語の基礎を理解できていない
- 400~500点:英語の基礎がある程度身についている
- 500~600点:英語の基礎がしっかり身についたTOEIC初級者
- 600~700点:一般より英語ができる
- 700~800点:一般よりはるかに英語ができる
- 800~900点:就職・転職で国際系の仕事に応募できる
- 900点以上:履歴書上の英語力の評価で困ることはほとんどない
まずは平均点を突破し、そこからは700点、800点と上級レベルを目指していきましょう。
TOEIC IPテスト効果的な勉強方法
今自分がどのくらいのスコアをとれたかによりますが、
- 就職活動で履歴書に書きたい
- 入試までに少しでもスコアアップをしたい
などに向け、効率的にスコアアップできる勉強法をご紹介します。
TOEIC IPテスト効果的な勉強法①:基礎を固める
英語の基本的な文法や単語をしっかり覚えることが大切です。
教科書や参考書を使って、基礎をしっかり学びましょう。
TOEIC IPテスト効果的な勉強法②:リスニング力を高める
英語の音声をたくさん聞くことで、リスニング力が向上します。
英語のニュースや映画を聞く習慣をつけましょう。
TOEIC IPテスト効果的な勉強法③:過去問を解く
過去の問題を解くことで、試験の形式や出題傾向を理解できるようになります。
過去問を繰り返し解くことで、スコアアップにつながるでしょう。
TOEIC IPテスト効果的な勉強法④:語彙力を増やす
英語の単語をたくさん覚えることで、リーディングやリスニングの理解が深まります。
知らない単語が出てきたら、その問題を諦めたくなりますよね。
毎日少しずつ新しい単語を覚える習慣をつけましょう。
TOEIC IPテスト効果的な勉強法⑤:模擬試験を受ける
模擬試験を受けることで、本番の試験に慣れることができます。
時間配分や問題の解き方を練習しましょう。
TOEIC IPテスト大学生平均点まとめ
TOEIC IPテストの大学生の平均スコアは、公開テストよりも低い傾向があることが分かりました。
でも、学年や学部、大学によってスコアには差があります。
あまり現時点のスコアは気にしすぎずに、自分の目標スコアを決めて、効果的な勉強方法を取り入れてください。
大学を卒業する頃には大幅に英語力を向上しますように!