TOEICで時間が足りず、20問以上解けなかった…
20問残しで800点はとれるのでしょか。
そんな疑問を持つ人は多いはず。
特に、リーディングは最後まで終わらないことってよくありますよね。
この記事では
- 20問残しで800点はとれるのか
- 時間切れになりやすい原因
- どのパートで得点をとるべきか
- 時間配分対策
など、スコアアップの可能性が高まる、ちょっとしたコツをお伝えします。
TOEICで高得点を目指すなら、ぜひチェックしてみてください。
TOEICで20問残しでも800点はとれるのか?
結論からいうと、20問未回答でも800点を取ることは可能です。
TOEICのスコアは、単純な正解数だけではありません。
問題の難易度に応じたスコア換算が行われるためです。
では、どれくらい正解すれば800点に届くのでしょうか。
TOEICのスコアの仕組み
TOEICは
- リスニング(495点満点)
- リーディング(495点満点)
2つに分かれ、合計990点満点の試験です。
800点を取るには全体の70〜75%を正解する必要があります。
つまり、200問中140〜150問を正解すれば、800点を取れる可能性が高いです。
20問未回答の影響は?
20問がすべて不正解になると、残り180問の正解率を上げなければなりません。
そうなると、正答率の目安はこんな感じになります。
未回答数 | 必要な正答数 | 必要な正答率 |
---|---|---|
0問未回答 | 約140問 | 約70% |
10問未回答 | 約145問 | 約75% |
20問未回答 | 約150問 | 約78% |
20問を残してしまっても、残りの問題で高得点を取れば、800点は射程圏内と分かりますね。
TOEIC時間切れになりやすい3つの原因
TOEICで時間が足りなくなるのは、多くの人が経験することです。
特に、リーディングでは、時間内にすべての問題を解くのが難しいこともあります。
では、なぜ時間が足りなくなるのでしょうか。
TOEIC時間切れになりやすい原因①:長文問題に時間を使いすぎる
リーディングのPart 7(長文読解)は問題数が多く、内容も難しいです。
ここに時間をかけすぎると、最後の問題までたどり着けません。
TOEIC時間切れになりやすい原因②:単語や文法でつまずく
知らない単語が出てくると、その意味を考えてしまい、時間をロスします。
また、文法の理解に時間がかかると、解答のペースが遅くなります。
TOEIC時間切れになりやすい原因③:リスニングの集中力が切れる
リスニングでは一度聞き逃すと、次の問題まで影響を受けることがあります。
聞き取れなかった部分に気を取られているうちに、次の会話が進んでしまうこともあります。
TOEIC20問残しの時間切れを対策4選
時間内にすべての問題を解くには、いくつかの工夫が必要です。
TOEIC20問残しの時間切れを対策①:時間配分を決める
リーディングでは、各パートにどれくらい時間を使うかを決めておくと、時間切れを防ぎやすくなります。
目安の時間配分
パート | 問題数 | 目安の時間 |
---|---|---|
Part 5(短文穴埋め) | 30問 | 10分 |
Part 6(長文穴埋め) | 16問 | 8分 |
Part 7(長文読解) | 54問 | 47分 |
TOEIC20問残しの時間切れを対策②:すべての問題にマークする
TOEICは未回答よりも適当にマークする方が得です。
時間がなくなったら、最後の数問は適当にマークしましょう。
4択なので、25%の確率で正解する可能性があります。
TOEIC20問残しの時間切れを対策③:難しい問題は後回しに
解けない問題にこだわりすぎると、時間をロスしてしまいます。
難しいと感じたら、いったん飛ばして、あとで時間があれば戻るようにしましょう。
TOEIC20問残しの時間切れを対策④:文章を全部読まない
Part 7の長文は、全文を読む必要はありません。
先に設問を読んでから、必要な部分だけを探すようにすると、時間を短縮できます。
TOEIC20問残しで点数の稼ぎ方おすすめ3つ
もし時間が足りなくなり、20問を残してしまっても、できるだけ点数を取る方法があります。
TOEIC20問残しで点数の稼ぎ方①:リスニングで高得点を狙う
リスニングは問題数が少なく、1問あたりの配点が高いです。
リーディングよりも得点を上げやすいので、リスニングを重点的に勉強しましょう。
TOEIC20問残しで点数の稼ぎ方②:確実に解ける問題を落とさない
リーディングのPart 5・6は、比較的短い文章の問題が多く、正解しやすいです。
ここで確実に点を取ることで、全体のスコアを上げることができます。
TOEIC20問残しで点数の稼ぎ方③:最後の数問は適当にマークする
時間がなくなったら、残りの問題は適当にマークしましょう。
まったく解かないよりも、1問でも多く正解する可能性が高まります。
TOEIC20残しで800点とれる?時間切れ対策とコツまとめ
TOEICで20問残してしまっても、800点を取ることは可能です。
大切なのは、残りの180問で高い正答率を取ること。
そのためには、リスニングでの得点アップや、時間配分の工夫が必要です。
時間切れを防ぐためには、長文に時間をかけすぎないことや、すべての問題にマークすることが大切です。
また、解ける問題を確実に取ることで、スコアアップにつながります。
TOEICのスコアを上げたいなら、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。