秘書検定準一級の面接試験に挑戦し、数週間後に「不合格」の通知が届くと、とても落ち込みますよね。
- 何が悪かったのか
- どこを直せば合格できるのか
気になる方も多いでしょう。
面接試験では、試験官が受験者の受け答えや立ち居振る舞いを細かく見ています。
この記事では、秘書検定準一級の面接に落ちたときに考えられる理由をアドバイスシートとともに詳しく解説します。
次回の試験で合格できるよう、改善点をしっかり押さえておきましょう。
【秘書検定準一級】面接落ちた!面接官からのアドバイス
筆記試験に合格した人だけが受けられ、秘書検定準一級での面接は以下のように進みます。
- 入室し、あいさつをする
- 着席し、試験官の質問に答える
- ロールプレイ(実際の場面を想定したやり取り)
- 退室
試験官は、
- 受験者の受け答え
- 実際の態度ふるまい
- 話し方
を見て評価するので、事前に試験の流れやポイントを押させて、できるだけ落ち着いて受験できるようにしておきましょう。
【秘書検定準一級】面接落ちた!アドバイスシートとは?
面接試験の結果が不合格だった場合、アドバイスシートが送られます。
これは試験官が受験者のどこを評価し、どこが足りなかったのかをまとめたものです。
アドバイスシートには「優」「良」「可」「不可」などの評価がついており、特に「不可」がある部分は改善が必要。
続いては、実際にどのような点で不合格になるのか、詳しく見ていきましょう。
【秘書検定準一級】面接落ちた!面接試験で不合格になる主な理由
アドバイスシートには、不合格の理由が明確に書かれているのですが、その中でも特に多いものを紹介します。
【秘書検定準一級】面接落ちた理由①:あいさつや礼の仕方が不十分
試験の最初と最後に行うあいさつやおじぎは、とても重要。
ここで印象が決まる!と言っても過言ではありません。
・おじぎの角度が浅すぎる、または深すぎる
・あいさつの声が小さい、不自然
・視線が定まらず、試験官と目が合わない
適切な角度のおじぎと、はっきりした声であいさつをすることが大切です。
【秘書検定準一級】面接落ちた理由②:誤った言葉づかい
秘書としてふさわしい言葉づかいができているかどうかも重要なポイント。
・敬語の使い方が間違っている
・話し方がぎこちない
・話すスピードが速すぎる、または遅すぎる
特に「尊敬語」と「謙譲語」の使い分けができていないと減点されることが多いです。
【秘書検定準一級】面接落ちた理由③:不適切なロールプレイ対応
面接試験では、試験官が「上司」や「来客」などの役を演じ、それに対して適切に対応する力が求められます。
・話の流れを理解できず、適切に答えられなかった
・表情が硬く、自然な対応ができていなかった
・おじぎや手の動きが不自然だった
実際の職場を想定した対応が求められるため、普段から練習しておくことが大切です。
【秘書検定準一級】面接落ちた理由④:緊張で不自然な受け答え
面接では、ある程度の緊張は仕方がありません。
でも、極度に緊張すると
・声が震える
・質問に対して適切に答えられない
・視線が泳いでしまう
など、不自然になってしまい本来の力を発揮できません。
練習を重ね、自信を持って面接に臨むことが大切です。
秘書は『会社の顔』にもなるので、相手に対する印象が重要ということが分かりました。
面接で落ちてしまっても、次回はアドバイスシートでの指摘された項目をなおしていけば、次回あ合格にグンと近づくでしょう!
【秘書検定準一級】不合格からの面接突破対策4選
不合格になってしまったとしても、アドバイスシートを活用して対策をすれば、次回の合格は十分可能です。
【秘書検定準一級】不合格からの面接対策①:おじぎや表情の確認
おじぎの角度や表情は、自分では分かりにくいものです。
鏡の前で練習し、自然な動きができるようにしましょう。
【秘書検定準一級】不合格からの面接対策②:敬語の復習
- 尊敬語
- 謙譲語
- 丁寧語
の違いを理解し、正しく使えるようにすることが大切。
普段から意識して使うことで、自然に身につけるようにしましょう。
【秘書検定準一級】不合格からの面接対策③:実際の面接想定
家族や友人に試験官役をしてもらい、実際の流れを再現しながら練習すると、本番でも落ち着いて対応できます。
【秘書検定準一級】不合格からの面接対策④:ゆっくり、はっきり話す
焦って話すと、聞き取りにくくなったり、言葉づかいを間違えたりすることがあります。
落ち着いて話すことを意識しましょう。
【秘書検定準一級】面接落ちた!まとめ
秘書検定準一級の面接で不合格になる理由はさまざまですが、アドバイスシートを活用すれば改善のヒントが得られます。
一次試験とは違い、
- おじぎやあいさつ
- 言葉づかい
- ロールプレイの対応
など、細かい部分まで意識して練習することが大切です。
一度不合格になっても、前向きな気持ちでもう一度チャレンジしてみましょう。
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