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ビジネス実務マナー検定意味ない?2つの理由と秘書検との違い

ビジネス実務マナー検定意味ない

ビジネス実務マナー検定は、社会人としてのマナーや基本的なルールを学べる資格です。

でも、

  • 意味がない
  • 役に立たない

といった声もあります。

せっかく時間とお金をかけて取得するのに、本当に必要なのか疑問に思う方も多いでしょう。

実際に、この資格を持っていても評価されないケースもありますが、まったくの無駄というわけではありません。

  • なぜ意味がないと言われるのか
  • 企業の評価はどうなのか

わかりやすく解説します。

これから資格を取ろうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ビジネス実務マナー検定意味ない?理由と秘書検との違い

そもそもビジネス実務マナー検定はどのような試験なのでしょう。

ビジネス実務マナー検定意味ない?どんな資格なのか

引用:公益財団法人 実務技能検定協会

ビジネス実務マナー検定は、

  • 社会人としての基本的なマナー
  • 仕事の進め方

を学べる資格です。

主に、

  • 言葉づかいや接客のマナー
  • 電話対応
  • 報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の仕方

などが試験範囲になります。

試験は1級から3級まであり、

  • 3級:学生向け
  • 2級:一般的な社会人向け
  • 1級管理職向け

の内容になっています。

ビジネス実務マナー検定意受験者はどんな人が多いのか

この資格を受験する人の多くは、

  • 就職活動中の学生
  • 新入社員

特に、事務職や接客業を目指す人に人気があります。

学校や職場で「取ったほうがいい」とすすめられて受験するケースも少なくありません。

ビジネス実務マナー検定意味ないといわれる主な理由2選

ビジネス実務マナー検定が意味ないといわれる主な理由を2つ見てみましょう。

ビジネス実務マナー検定意味ないといわれる理由①:実務経験が優先

ビジネス実務マナー検定を持っていても、企業の採用担当者から特別に評価されることはあまりありません。

その理由は、

  • ビジネスマナーは実際の仕事を通じて身につけるもの
  • 資格の有無よりも実務で仕事ができるかどうか

だからです。

どんなに試験で高得点を取っても、職場での動き方がわからなければ意味がありません。

そのため、未経験者が資格を持っていても、それだけで有利になることは少ないのです。

ビジネス実務マナー検定意味ないといわれる理由②:常識の範囲内

試験で学ぶ内容の多くは、社会人なら自然と身につくものです。

たとえば、

  • 目上の人には敬語を使う
  • 約束の時間を守る
  • 身だしなみを整える

といったことは、特別に資格を取らなくてもわかること。

そのため、わざわざ試験を受ける必要がないと感じる人もいて、資格の有無で特別評価されるということは殆どないようです。

ビジネス実務マナー検定と秘書検定はどっちが評価される?

『秘書検定の方がいいの?』と思う方もいますよね。

実際に試験の内容や企業からの評価はどう異なるのか見ていきましょう。

ビジネス実務マナー検定と秘書検定違い①:学べる内容の違い

ビジネス実務マナー検定は、

  • 社会人としての基本的なマナー
  • 仕事の進め方

を学ぶ資格です。

敬語の使い方や電話対応、名刺交換の方法など、どの職種でも役立つビジネスマナーが中心です。

一方、秘書検定は、

  • 秘書業務に必要なスキルを学び
  • ビジネスマナー
  • 上司のサポート方法や文書作成
  • スケジュール管理

など、より専門的な内容が含まれます。

ビジネス実務マナー検定と秘書検定違い②:評価のされ方

ビジネス実務マナー検定は、基本的なビジネスマナーを学んでいる証明にはなりますが、企業での評価はあまり高くありません。

一方、秘書検定は、特に事務職や秘書業務を希望する人にとってはプラスに働くことが多いです。

どちらを取るべきか

事務職や秘書を目指すなら、秘書検定のほうが役立つことが多いようです。

一般的な社会人マナーを学びたい場合は、ビジネス実務マナー検定でも十分ですが、資格よりも実務経験のほうが重視されることを忘れないようにしましょう。

引用:公益財団法人 実務技能検定協会

上記はビジネス実務マナー検定の受験者状況です。

そして、以下は秘書検定の受験者状況。

引用:公益財団法人 実務技能検定協会

受験者数からも、秘書検定の方が人気の試験なのがわかりますね。

秘書検定も『自然に身に付けるマナーだから』と意味ないという声もあるようですが、それについて以下の記事で実体をまとめました。

ビジネス実務マナー検定取得するべきか迷ったときの考え方

ここまでで、

  • ビジネス実務マナー検定はウワサ通り意味ないのかな
  • 受けるのを辞めようかな

と迷っている方もいるでしょう。

そういう時は、目的や仕事にどう活かせるのかを基準にするといいですよ。

ビジネス実務マナー検定取得するべき?:目的をはっきりさせる

資格を取ることが目的になってしまうと、時間とお金が無駄になってしまいます。

「なぜこの資格を取るのか?」を考えましょう。

目的がはっきりしない場合は、例えば秘書検定など他の勉強を優先したほうがよいかもしれません。

ビジネス実務マナー検定取得するべき?:仕事に直結するスキルを優先する

資格を取るよりも、実際の仕事で役立つスキルを身につけることが大切。

たとえば、パソコンスキルやコミュニケーション能力を高めることのほうが、長い目で見て役に立つでしょう。

ビジネス実務マナー検定取得するべき?:どうしても必要なら取得する

会社や学校で取得が求められる場合は、無理に避ける必要はありません。

ただ、それだけで評価が上がるわけではないので、実務経験を積むことも忘れないようにしてくださいね。

ビジネス実務マナー検定意味ない?まとめ

ビジネス実務マナー検定は、基本的なマナーを学べる資格ですが、企業の評価はそれほど高くありません。

実際の仕事では、資格よりも経験や実践的なスキルが求められることが主な理由でした。

ただ、

  • 社会人経験がない人
  • マナーを重視する職業を目指す人

には役立つこともあります。

資格取得を考えているなら、自分にとって本当に必要かどうかをよく考えてから決めてくださいね。

  • この記事を書いた人

もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

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