秘書検定

ビジネス実務マナー検定意味ないといわれる理由|秘書検との違い

ビジネス実務マナー検定意味ない

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ビジネス実務マナー検定は、社会人としてのマナーや基本的なルールを学べる資格です。

でも、

  • 意味がない
  • 役に立たない

といったマイナスの声もあります。

せっかく時間とお金をかけて取得するので、本当に必要な資格なのか疑問に思う方も多いでしょう。

実際に、この資格を持っていても評価されないケースもありますが、まったく無駄というわけではありません。

この記事でわかること

  • 意味ないと言われる主な理由3つ
  • 企業からの評価
  • 秘書検定との違い
  • 秘書検定とどちらをとるべきか
  • ビジネス実務マナー検定取得のメリット

これから資格を取ろうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ビジネス実務マナー検定意味ないといわれる理由|秘書検との違い

そもそもビジネス実務マナー検定はどのような試験なのでしょう。

【ビジネス実務マナー検定】どんな資格?

引用:公益財団法人 実務技能検定協会

ビジネス実務マナー検定で学べること

  • 社会人としての基本的なマナー(言葉づかいや接客のマナー・電話対応)
  • 仕事の進め方(報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の仕方)

試験は1級から3級まであって

  • 3級:学生向け
  • 2級:一般的な社会人向け
  • 1級:管理職向け

といった内容になっています。

【ビジネス実務マナー検定】誰に人気?

受験者層

  • 就職活動中の学生
  • 新入社員

仕事で活かすために受験をする人が多く、特に事務職や接客業を目指す人に人気があります。

学校や職場から勧められて受験するケースも少なくありません。

ビジネス実務マナー検定「意味ない」といわれる理由3選

ビジネス実務マナー検定が「意味ない」といわれる主な理由を3つ見てみましょう。

実務経験が優先

実務経験が優先されることが多く、企業の採用担当者から特別に評価されることは余りありません。

実務が優先される

  • ビジネスマナーは、実際の仕事を通じて身につけるもの
  • 資格の有無よりも、実務で仕事ができるかどうか

どんなに試験で結果を出せても、職場での動き方がわからなければ意味がありません。

そのため、社会人経験がない人が資格をとっても、有利になることは少ないのです。

試験内容は常識の範囲内

試験で学ぶ内容の多くは、社会人なら自然と身につくものです。

社会人として常識の範囲内

  • 目上の人には敬語を使う
  • 約束の時間を守る
  • 身だしなみを整える

といったことは、特別に資格を取らなくてもわかりますよね。

「わざわざ資格をとってまで証明することではない」と言われることも。

そういう理由で、評価されることは少ないです。

知名度が低い

知名度が低いことも「意味ない」と言われる理由の一つ。

例えば、会社の人事の方がこの検定の名前を知らないこともあるようです。

せっかく合格しても「それ何?」と聞かれてしまうかもしれません。

「ビジネス実務マナー検定」と「秘書検定」違い

上記では、知名度が低いことが「意味ない」と言われる理由の一つとお伝えしました。

そこで、知名度の高い「秘書検定」」との違いを確認していきましょう。

学べる内容の違い

ビジネス実務マナー検定秘書技能検定
実施団体公益財団法人 実務技能検定協会公益財団法人 実務技能検定協会
出題範囲必要とされる資質
企業実務
対人関係
電話実務
技能
必要とされる資質
職務知識
一般知識
マナー・接遇
技能
資格級(レベル)1級~3級1級~3級
主な対象者ビジネスマン全般企業役員秘書

ビジネス実務マナー検定は、社会人としての基本的なマナー・仕事の進め方を学びます。

一方で秘書検定は、秘書業務に必要なスキルを学びます。

そのため、秘書検定は上司のサポート方法や文書作成、スケジュール管理など秘書業務に特化した内容が含まれています。

評価のされ方

正直、知名度や受験者数から「秘書検定」の方が企業からの評価は高いです。

ビジネス実務マナー検定は、基本的なビジネスマナーを学んでいる証明にはなりますが、企業での評価はあまり高くありません。

「ビジネス実務マナー」と「秘書検定」どちらを取るべき?

事務職や秘書を目指すなら、秘書検定のほうが役立つことが多いようです。

一般的な社会人マナーを学ぶのにはビジネス実務マナー検定でも十分ですが、資格よりも実務経験のほうが重視されることを忘れないようにしましょう。

引用:公益財団法人 実務技能検定協会

上記はビジネス実務マナー検定の受験者状況です。

以下は秘書検定の受験者状況。

引用:公益財団法人 実務技能検定協会

受験者数を表にしました。

資格級秘書検定ビジネス実務マナー検定
1級受験者数617名50名
2級受験者数8,564名1,008名
3級受験者数5,797名2,277名

受験者数からも、秘書検定の方が人気の試験なのがわかります。

秘書検定も「自然に身に付けるマナーだから」と、意味ないという声もあるようですが、以下の記事でその実体をまとめました。

【ビジネス実務マナー検定】取得のメリット

ビジネス実務マナー検定のメリット

  • 就職でライバルと差を付けられる
  • 即戦力として現場に立てる

「知名度が低い」「評価されにくい」といっても、上記のようにメリットがあります。

「ビジネス実務マナー」と「秘書検定」ダブル受験でエキスパートに!

ここでより自分の強みをよりアピールするため、ダブル受験を目指しましょう!

ご紹介したように、この二つの検定には、内容に相性の良さがあります。

ダブル受験のメリット

  • 勉強内容に重なる部分が多く、効率よく学べる
  • 片方の勉強がもう一方の理解を深める
  • 複数の資格を持つことで、努力の証にもなる

基本のマナー、応用部分をおさえている人物として、安心して仕事を任せられる人材だと評価されやすくなります。

せっかく受験するなら、少しだけ視野を広げてみるのが得策です。

参考書・過去問は公式テキストがおすすめ!

公式がおすすめな理由5つ

  • 公式の内容なので、出題のねらいとずれがない
  • 解説が本番の考え方に近く、安心して使える
  • 試験のルールや形式が正しく反映されている
  • 信頼できる情報だけがのっている
  • 最新の出題傾向に合っているので対策しやすい

公式テキストと過去問は以下にまとめました。

ビジネス実務マナー検定意味ないといわれる理由|秘書検との違いまとめ

ビジネス実務マナー検定は、主に以下の3つの理由で「意味ない」と言われることがあるとお届けしてきました。

  • 実務経験が優先される
  • 学習内容は常識の範囲内
  • 知名度が低い

ただ、

  • 社会人経験がない人
  • マナーを重視する職業を目指す人

には十分自分を成長させてくれますし、ライバルと差が付くチャンスにもなりえます。

資格取得を考えているなら、積極的にチャレンジしてみてください。

  • この記事を書いた人

もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

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