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TOEIC Part7解きまくるは勘違い?効果的な勉強法

toeicpart7解きまくる

TOEICのPart7は、長文読解が中心で多くの受験者が苦手と感じるパートです。

「とにかく問題を解きまくればスコアが上がる」と思って、ひたすら問題集をこなしていませんか?

実はその方法、時間ばかりかかって効率が悪い可能性があります。

本記事では、Part7のスコアを伸ばすために本当に効果的な勉強法を解説します。

しっかりと理解を深めつつ、スコアアップを目指せる方法を紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。

TOEIC Part7は解きまくるは重要?どんな問題?

TOEICのPart7は、リーディングセクションの後半にあたる長文読解問題です。

具体的には以下のような特徴があります。

  • Eメールや手紙、広告、記事など実際に使われる文書が題材
  • 1つの文書に関する「シングルパッセージ」と、複数の文書を読み取る「マルチパッセージ」の2種類が出題
  • 問題数が多く、時間との勝負になりやすい



特にマルチパッセージは情報が散らばっていて、読むべき箇所が多くなるため、難易度が高く感じやすいのが特徴です。

TOEIC Part7解きまくるは勘違いでスコアが伸びない理由3つ

TOEIC Part7は「数をこなせば解けるようになる」と思われがち。

でも、その考え方だけでは効果が薄い場合があります。

その理由を3つに分けて解説します。

TOEIC Part7解きまくるは勘違いでスコアが伸びない理由①:読むスピードが上がらない

問題を解くだけでは、英文を読むスピードがなかなか速くなりません。

特に知らない単語が出てくると、文の意味をつかめず、立ち止まることが増えてしまいます。

これでは時間が足りなくなり、焦ってしまうこともあります。

TOEIC Part7解きまくるは勘違いでスコアが伸びない理由②:解き方のコツが身につかない

Part7には「設問の順番が文章の流れと一致している」といった傾向があります。

こうしたコツを意識せずに問題を解いていては、無駄に時間がかかってしまいます。

TOEIC Part7解きまくるは勘違いでスコアが伸びない理由③:理解が浅いままになる

問題を解くだけで解説を読まなかったり、わからない単語を放置したりしていると、理解が不十分なままになってしまいます。

これでは同じような問題が出ても、また間違えてしまいます。

TOEIC Part7で効果的な勉強法5つのポイント

効率的にスコアアップするためには、次の5つのポイントを意識して取り組むのが効果的です。

TOEIC Part7で効果的な勉強法①:単語力をつける

Part7は、文章量が多いため、知らない単語が出てくるとスムーズに読めなくなります。

毎日少しずつでよいので、TOEIC向けの単語帳を活用して語彙を増やしましょう。

特にビジネス用語や日常会話で使う表現はしっかり覚えておくと役立ちます。

TOEIC Part7で効果的な勉強法②:文章構造を意識する

英文の構造が理解できると、長文も読みやすくなります。

特に

  • 主語
  • 動詞
  • 目的語



の基本的なルールを押さえ、文章の骨組みをつかむ練習をしましょう。

TOEIC Part7で効果的な勉強法③:問題の解き方を知る

TOEIC Part7では、設問の順番が文章の流れと一致していることが多いです。

つまり、1問目の答えは文章の前半、最後の問題の答えは文章の後半にあると考えると、無駄なく解答が進められます。

TOEIC Part7で効果的な勉強法④:スキミングとスキャニングを活用する

  • スキミング(全体の流れをつかむ)
  • スキャニング(必要な情報だけ探す)



を使い分けると、時間をかけずに答えを見つけやすくなります。

これらのテクニックを意識しながら問題演習を行うと、より効果的です。

TOEIC Part7で効果的な勉強法⑤:解説をしっかり読む

問題を解いたあとは、正解した問題でも必ず解説を読みましょう。

なぜ正解なのか、他の選択肢はなぜ間違いなのかを理解すると、次に似た問題が出たときに正確に解答できます。

おすすめの学習スケジュール

「何を」「どの順番で」進めるべきか迷う方は、次のスケジュールを参考にしてみてください。

  • 1~2週間目:単語力アップに集中する(1日30分)
  • 3~4週間目:短い文章を読んで文の構造に慣れる(1日30~40分)
  • 5~6週間目:実際のPart7問題に挑戦し、解説を丁寧に確認する(1日40~50分)



無理なく続けられるペースで進めることが大切です。

TOEIC Part7対策におすすめの教材3選

1. 『TOEIC L&Rテスト 直前の技術』

効率的な解き方や時間配分のコツがわかりやすく解説されています。

Part7の対策にもぴったりです。

2. 『TOEIC L&R TEST 読解特急シリーズ』

短時間で取り組める問題が多く、スキマ時間の活用に役立ちます。

3. 『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』

本番形式の問題に慣れたい方におすすめです。

特に解説が詳しいので、理解を深めるのに最適です。

TOEIC Part7解きまくるは勘違いまとめ

TOEIC Part7は「解きまくる」だけではスコアが伸びにくいパートです。

効果的にスコアアップするためには、単語力の強化や問題の解き方を意識することが重要。

焦らずコツコツと続けていけば、必ずスコアは上がります。

ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。

継続して学習することで、着実に成果が見えてくるはずです。

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もも

アラフォー2児の母| 出産後30代で行政書士試験突破| 今は資格をいかした在宅ワーカー|

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