秘書検定準一級を初めて受験される方の中には、「いきなり合格するのは難しいのでは?」と不安に感じる方も多いでしょう。
特に、大学生と社会人では経験や知識に差があるため、合格率にも違いがあるのか気になるところです。
この記事では、
- 秘書検定準一級の概要や合格率
- 大学生と社会人の受験者の特徴
- 効果的な勉強方法
などを分かりやすくご紹介します。
これから受験を考えている方の参考になれば嬉しいです。
秘書検定準一級いきなりは無理?大学生と社会人の合格率は?
秘書検定は、社会人として必要なマナーや常識を身につけるための試験です。
受験資格は誰でも受けられるのですが、準一級は上位の級で、
- 筆記試験
- 面接試験
両方に合格する必要があります。
- 筆記試験:ビジネスマナーや一般常識、文書作成などが問われる
- 面接試験:言葉遣いや態度、応対の仕方などが評価される
このように、準一級は実践的なスキルが求められます。
秘書検定準一級合格率
秘書検定準一級の合格率は、年度や試験回によって変動します。
一つ前の第133回での準一級の合格率は44.9%。
公益財団法人 実務技能検定協会の公式サイトでは、第134回までしか掲載されていませんが、このデータから、準一級の合格率は40%程度だとわかりました。
これ以上の詳細が発表されていなくて、受験者の属性(大学生や社会人など)ごとの合格率は分かりませんでした。
秘書検定準一級大学生と社会人の受験者の特徴
2025年3月25日に公益財団法人 実務技能検定協会の公式サイトが全面リニューアルされました。
リニューアル前には上記受験者状況が掲載されていたのですが、今は見ることができません。
級ごとの受験者数は発表されていませんが、上記の表からは
- 学生(大学生・短大生・専門・各種学校生・高校生)を合わせると74.8%
- 会社員等や秘書を合わせると19.4%
と、受験者の多くは学生だと分かります。
学生にとっては、これから就職活動に向けての準備で、
- 準一級なら履歴書にかける
- 就職の面接対策になる
- 社会人としてのマナーが身に付く
が主な理由でしょう。
既にある程度ビジネスマナーを習得した社会人と比べて、これから学ぶべき内容が多くしっかりとした学習が必要となります。
一方で、社会人の受験者数が学生より少ないのは、
- 言葉遣い
- 対応
- ビジネスマナー
などは日常で身についいるので当たり前のことなので、秘書検定が学生ほど重要視されていないのかもしれません。
秘書検定準一級いきなり受験で効果的な勉強方法3選
秘書検定は受験資格がないので、いきなり準一級を受けることも可能です。
そこで、効率よく勉強するためのおすすめ方法をご紹介します。
秘書検定準一級勉強法①:基本的な知識の習得
まずは、
- ビジネスマナー
- 一般常識
など、試験で問われる基本的な知識をしっかりと身につけることが重要です。
公式テキストや過去問題集を活用し、繰り返し学習しましょう。
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よければ合わせて読んでみてください。
秘書検定準一級勉強法②:実践的な練習
面接試験では、
- 言葉遣い
- 態度
が評価されます。
アルバイトやインターンシップなどで接客経験を積むことで、実践的なスキルを磨くこともできるでしょう。
特に、ファーストフード店やコンビニなど、研修制度が整っている職場での経験は役立つと思います。
秘書検定準一級勉強法③:時事問題への対応
試験では、時事問題が出題されることもあります。
日頃からニュースに目を通し、最新の情報をチェックする習慣をつけましょう。
秘書検定準一級いきなりは無理?まとめ
秘書検定準一級をいきなり受験することは、決して無理な挑戦ではありません。
特に、社会人の方は日々の業務で見についた経験が試験対策に活かせるでしょう。
学生の方も、計画的な学習と実践的な経験を積むことで、十分に合格を目指すことができます。
大切なのは、自分に合った勉強方法を見つけ、継続して取り組むこと。
効率よい学習で合格を目指してください。