これから秘書検定を受けようとしている人の中で「秘書検定のCBT試験って不利なの?」
そんな疑問を持っている人もいるでしょう。
秘書検定には
- 従来の筆記試験
- CBP試験(パソコンでの試験で2級と3級のみ実施)
があって、それぞれにメリットとデメリットがあります。
この記事では、
- CBT試験の特徴
- 不利になるポイント4選
- メリット
- 向いている人
について、わかりやすく解説します。
秘書検定CBTは不利?筆記試験と比べたデメリット4選
まずは、秘書検定の「CBT試験」と「筆記の試験」の違いを見てみましょう。
項目 | CBT試験(パソコン) | 紙の試験(マークシート) |
---|---|---|
試験日 | 自分で選べる | 決められた日だけ |
試験の方法 | パソコンで解答 | 紙にマークする |
実施している級 | 2級・3級 | 全ての級 |
問題の表示 | 1問ずつ画面に表示 | まとめて見られる |
メモ | 紙に書けない会場もある | 問題用紙にメモ可能 |
結果発表 | すぐにわかる | 約1か月後 |
このように、CBT試験と紙の試験には大きな違いがあります。
秘書検定を実施・運営している公益財団法人 実務技能検定協会の公式サイトには、申し込みから早わかりガイドもありました。
受験を考えている方は、一度見てみてくださいね。
続いて、CBT試験が不利になるポイントを詳しく見ていきましょう。
【秘書検定CBT試験】筆記より不利なポイント4選
CBT試験は便利ないつでも受験できる便利な反面、受験する人によっては「不利だな…」と感じることもあります。
特に、次の4つのポイントは、事前に知っておいたほうがよいでしょう。
秘書検定CBT試験不利なポイント①画面で問題全体を見られない
CBT試験は、1問ずつパソコンの画面に表示されます。
紙の試験のように「全体を見て、解きやすい問題からやる」がなかなか難しい...
「この問題、あとで解こう」と思っても、一覧で見直しにくいです。
結果的に時間配分をうまく考えないと、最後に焦ってしまうかもしれません。
秘書検定CBT試験不利なポイント②紙に書いて考えられない
紙の試験なら、問題用紙にメモを書いたり、チェックをつけたりできます。
でも、CBT試験では基本的にパソコンだけで解答しなければなりません。
試験の最中って、メモをとることがありますよね。
メモ用の紙が配られることもありますが、書きながら考えたい人には不便に感じるでしょう。
秘書検定CBT試験不利なポイント③会場によって環境が違う
会場によって設備や環境が違うことがあり、
- パソコンの画面が小さい
- キーボードやマウスが使いにくい
- 周りの音が気になる
CBT試験は、全国の「指定された会場」で受験です。
「家のパソコンから受けられるの?」と思うかもしれませんが違います。
こうした点が、集中力に影響してしまうかもしれません。
秘書検定CBT試験不利なポイント④パソコン操作に慣れていない
普段からパソコンに慣れていないと、時間内に全問解き終わらないリスクがあります。
CBT試験は、パソコンでの操作です。
パソコンに苦手意識がある方は、避けた方が無難かもしれません。
【秘書検定CBT試験】メリット3選
「不利になるかも…」と思うと、CBT試験を受けるのが不安になりますよね。
でも、CBT試験には良い点もあります!
秘書検定CBT試験メリット①好きな日を選べる
紙の試験は「決められた日」にしか受けられません。
でも、CBT試験なら好きな日を選べます。
自分の予定に合わせて受験できるので、忙しい人には好都合です。
秘書検定CBT試験メリット②試験の結果がすぐわかる
紙の試験は、結果が出るまで「約1か月」かかります。
でも、CBT試験なら試験が終わった直後に結果がわかります!
合格したかどうか、すぐに知りたい人にはうれしいポイントです。
秘書検定CBT試験メリット③落ちてもすぐ再チャレンジできる
もしCBT試験に落ちてしまっても、またすぐに受けられます。
紙の試験は年に数回しかありませんが、CBTなら短期間で再挑戦できるので短期間で集中して受験ができるんです。
「1回落ちても大丈夫!」と思えるのは、大きなメリットですね。
秘書検定CBTか筆記どっち?向いているタイプをチェック!
CBT試験と紙の試験、どちらが自分に合っているか迷う人もいるでしょう。
タイプ別におすすめの試験をまとめたので、参考にしてください。
秘書検定CBT試験が向いている人
- すぐに結果を知りたい
- 自分の好きな日に受験したい
- パソコン操作に慣れている
- 試験会場の環境にあまりこだわらない
秘書検定紙の試験が向いている人
- 問題を一覧で見ながら解きたい
- 紙にメモしながら考えたい
- 机やイスの環境が気になる
- パソコン操作に自信がない
秘書検定CBTは不利?筆記試験と比べたデメリット4選まとめ
秘書検定のCBT試験で「不利」や「有利」かは、人それぞれの感じ方だとわかりました。
大切なのは、自分に合った方法を選ぶこと!
「自分はどちらの方法が合っているかな?」と考えながら、試験方法を決めるとよいですね。
どちらの方法を選んでも、しっかり準備をすれば合格できます!
自分に合った方法で、秘書検定にチャレンジしましょう!