TOEICは英語力を測るためのテストですが、何点を取れば「すごい」と言われるのか気になる方も多いでしょう。
大学生の場合、就職活動や留学などでスコアが求められることが多いです。
じゃぁ、どのくらいの点数を目標にすればいいのか迷うかもしれません。
本記事では、
- 大学生にとってのTOEICの目標点や平均点
- 企業が求めるスコア
について詳しく解説します。
大学生のTOEICは何点からすごい?目指すべき基準
TOEICのスコアは990点満点。
大学生の平均点はどのくらいなのでしょうか。
公式データや調査結果をもとに確認してみましょう。
日本の大学生の平均スコア
TOEICを運営する団体が発表しているデータによると、日本の大学生の平均スコアは 588点 です。
上記は2022年度のスコアです。
この数値は年度によって多少変動しますが、大きく変わることはありません。
文系と理系で差はある?
一般的に、文系の学生のほうが英語に触れる機会が多いため、理系よりも平均スコアが高い傾向があります。
- 文系学生の平均:580~600点
- 理系学生の平均: 500~550点
くらいです。
ただし、これはあくまで傾向で、個人の努力次第で大きく変わります。
大学生TOEIC何点から「すごい」?
「すごい」と思われるスコアは、状況によって異なります。
ここでは、一般的な目安を紹介します。
大学生TOEICスコア何点からすごい?:600点以上
600点を超えると、大学生の平均よりも高く、英語が得意な部類に入ります。
一般的な会話や、簡単なビジネス英語なら対応できる実力が付き始めた頃でしょうか。
大学生TOEICスコア何点からすごい?:730点以上
企業の採用基準で「英語力がある」と見なされるのは 730点以上 です。
このスコアを持っていると、英語を使う仕事に応募する際に有利になることがあります。
大学生TOEICスコア何点からすごい?:860点以上
860点を超えると、「TOEICのハイスコア保持者」と言えます。
英語を使う職場で評価されやすく、海外とのやり取りがある仕事でも活躍できるレベルです。
大学生TOEICスコア何点からすごい?:900点以上
900点を超えると、かなりの英語力があると判断されます。
TOEICではリスニングとリーディングのスキルが求められますが、このスコアが取れるなら、海外での生活や仕事でも問題なく対応できるかもしれません。
TOEIC大学生何点からすごい?企業が求めるスコア
就職活動を考えるなら、企業がどのくらいのスコアを求めているのかを知ることが大切です。
一般企業の採用基準
多くの企業では、英語を使わない仕事でも 600点以上 を持っているとプラス評価されます。
英語を使う機会が少ない業界では、そこまで高いスコアは求められませんが、それでも 730点 くらいあると有利になることが多いです。
グローバル企業の場合
海外とのやり取りがある企業や、外資系企業では 800点以上 を求められることが多いです。
特に英語を使う業務がある場合は 860点以上 を持っていると、より高く評価されます。
公務員や教育関係
公務員試験では、TOEICのスコアを参考にする場合があります。
特に、国際関係の仕事や英語を使う業務に関わる場合は 600~700点以上 が望ましいとされています。
教育関係の仕事では 800点以上 あると信頼されやすくなります。
TOEICの大学生スコアを上げるための勉強法3選
スコアを伸ばすためには、効率的な勉強が必要です。
TOEICの大学生スコアを上げる勉強法①:リスニングの継続
TOEICのリスニングセクションは、しっかり対策すればスコアを伸ばしやすい部分です。
英語の音に慣れるために、毎日少しでもリスニングをする習慣をつけましょう。
TOEICの大学生スコアを上げる勉強法②:単語を覚える
TOEICの問題では、日常英会話やビジネス英語の単語がよく出ます。
単語帳を活用して、頻出単語を効率よく覚えていくことが大切です。
TOEICの大学生スコアを上げる勉強法③:模擬試験を解く
本番の形式に慣れるために、模擬試験を解くのも効果的です。
時間配分の感覚をつかんでおくと、当日のテストで落ち着いて問題に取り組めます。
大学生のTOEICは何点からすごい?まとめ
大学生がTOEICで「すごい」と言われるスコアは 730点以上 です。
履歴書に書いてアピールしたいなら、最低でも 600点以上 を目指すのがよいでしょう。
グローバルな仕事に興味があるなら、 860点以上 を狙うのもおすすめです。
TOEICのスコアは、努力すれば着実に伸ばすことができます。
毎日の積み重ねが大切なので、少しずつでも英語の勉強を続けていきましょう。